カレントフックの使い方
ドリフトダイビングでは流れにのってダイビングするのが基本
ですが、地形によっては、潮がリーフにあたる場所があります。そこでは流れに向かって魚たちが群れを成し、サメなどの回遊 魚が優雅に泳いでいます。その場所で留まり、サメをじっくり観 察したり、群れの写真を撮りたいがゆえに、カレントフックを使用 するのです。カレントフックを使用するのは、流れのあるところで 楽にダイビングするためと、サンゴに与えるダメージを少しでもなくするためです。左上の写真の ように優雅にフッキングするために、使い方のコツをご紹介します。 初めての方は、イメージトレーニングに、既に使ったことがある方はリファレンスにご利用ください。
・カレントフックネコマリンで販売、レンタルに使用しているカレントフックです。
ご購入される際には丸で囲んだフックのカーブ部分の角度が
深いものにしましょう。引っ掛けるときに楽ですよ。
クリップがついているのも取り外しが便利なのでお勧めです。
流れの向きによっては、右左、つけ変えた方がバランスがいい場合が あります。
BCDの右か左の、(出来れば中央寄り)D-リングなどにカレントフックを取り付けます。
そのままだとぶらぶらして危ないので、ポケットなどにしまいましょう。
ロープワークが出来る方はシングルループかダブルループでコンパクトにしまっておくのも手です!
Aガイドからのサイン
”もう少しでフッキングポイントだよ!!”っていう所で、ガイドがサインを出します。
ポケットからフックを出して準備しておきましょう。
注意1 ポケットを探している間にガイドを見失わないように!
流れているときにはガイドを常に見ていること!
注意2 もしフックを探すのに手間取っていたなら、この時に
フックを出すのはあきらめて、つかまった後で
落ち着いてから出しましょう!
Bフッキングするポイント
左の図の様に、棚の上にフッキングします。
ドロップオフ側にフッキングすると大変ですよ!!
既に他のグループがフッキングしている場合は、
邪魔をしたり、ぶつかったりしないように
ガイドと周りをよく見てね!
あせらないことがポイント!
Cフッキングの方法
1) まずはしっかりと岩をつかんでからフックをかけられるくぼみを見つけましょう!
下の図の左側:○印のダイバーのように
2)しっかり掛かったのを確認したら、BCDに空気を入れて浮いた状態にします。
3)常に片手でフックを持ち、しっかり張った状態と、バランスを保ってください。
悪い例 : 中央と、右側の使用例は悪い例です。
中央 : ロープがたるんでいると、フックが外れやすくなります。もし外れてしまうと・・・
BCDに空気が余分に入っているのと、アップカレントであっという間に水面まで
浮上してしまう危険があります!!
右側 : BCDに空気を入れないと、フィン等で水底のサンゴを傷付けてしまいます。
また、浮き沈み、流れの強度によって、バランスが保ちにくいので、フックを
使っていること自体が大変になります。
Dガイドのサインが出たらフックをはずして移動!ドリフト開始!
1)BCDの空気を抜いてからフックをはずします。
2)移動するときはグループ全員が揃ってから。ガイドの合図で移動開始。
流れているときにはあっという間に離れ離れになってしまいますからね。
注意 : とにかくガイドを見失わないように!!
フックをしまうのは落ち着いてから!
流れているときにはダイビングの最後で
ダウンカレントなんてこともありますから・・・